華やかな朴の開花 ５月１２日ある朴の木の記録
朴（ほお）は大きな葉っぱの高ぁ〜〜い樹です。大きな葉に味噌を包めば朴葉味噌､その他
にもご飯を包んだり､いろいろ使われるのをご存知の方も多いでしょう。昔青年だった方は、
朴歯の下駄で街を闊歩された想い出などありませんか？
その朴。､初夏にとても豪華にちょっとクリームが勝った白い花を咲かせ､その中心に大きな
実がなるんです。次々に咲いて花期は長く､次々に咲くので、開花のいろんな段階に対応
する写真をたった一本の樹で一回でとることができます｡
この写真１枚で４つの段階に相当するものが見えますね。
もうこんな先まで来ちゃっているのもあるんです。
高ぁ〜〜い木の枝先に咲くのでなかなか香りに触れることはないのですが､おしまいの方で
は虫の訪問が多いので強い香りを発散していることが想像できます｡
まむし草は立ち上がったまむしの鎌首､野辺山電波天文台の準湿地帯にたくさんあったので
懐かしい花（といえるかな）です。秋には真っ赤な実をつけます。
栗がどんな風に花をつけ実になるか知っている方は少ないみたいです。おじさんも何年か追
いかけて､今年やっとシリーズ化に成功しました。くるみはもっと不思議な花です。どっちが雄
花？雌花？と聞かれると､房になって実を付ける胡桃を見た方なら想像できそうですね｡
そして桐はこの字みたいな色の花がたくさん咲きますね。これが実り始めの実です。