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きららの風−−明日への挑戦
 秩父星の里茶遊び星遊び処「きらら庵」をベースとして始まったきらら会」が、基本の稽古をさいたま市の恭慶館茶室で行っています。そのホームページが「きららの風」です。
 男性女性年齢も問いません。どなたでも興味のある方はちょっとのぞきにいらしてください。
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随分間が空いてしまいましたが、きらら会お稽古風景をちょっとだけ。2009年12月のお稽古です。
貴人台の扱いも大分慣れてきました。
この一年で皆随分進歩しました。お茶も美味しく点てられるようになって、益々楽しく。


10月18日ちょっと早めの炉開茶事
「習うより慣れよ」を実践する「きらら会」。炉の季節は月一回を目指して、稽古茶事に挑戦しています。お茶事というと大変な行事という印象が強くて、なかなか実践することは難しいというイメージがあります。勿論、懐石料理をお料理屋さんのようにキッチリ作り、茶道具も季節に合わせてリッパなものを揃え・・・なんていうと、一生かかってもできないと思います。でも茶の湯の根本にあるのはお茶事。これを体験しなくて、稽古のための稽古ではつまらない!という思いで、稚拙でも間違っても真似事でも、とりあえず挑戦しようというのが「きらら会」のスローガンなのです。夏の間はお休みしていた稽古茶事も、明日から再開です。半年に満たないブランクというのに、何がどのくらい必要だったっけ?なーんて、うろうろおろおろ・・・覚えるのは一苦労というのに、忘れるのはアッという間。ちょっと情けないお茶の好時節です。
今回は予定外にお水屋が手薄になってしまったため、料理は急遽点心に変更しました。
席中に煮物椀を出して預け徳利。裏方では束の間の栄養補給。亭主、半東、水屋係の総勢3名、もぐもぐ・・がんばりまーす!・・もぐ。
さて、後座ではいよいよ濃茶の始まり。覚えたての大津袋点前で緊張の一瞬。がんばりまーす!
久々の茶事は思った以上に順調に終了。みんな、半年ぶりなのに良く覚えていました。ということで、最後に花月で〆ました。
立礼の茶事
5月25日は、きらら会「立礼の茶事」を稽古しました。椅子席での点前なので正座が辛いモリモトおじさんが亭主です。本邦初?のおじさん、明日への挑戦茶事です。
まずは点心準備風景。狭いお台所でしたが、月1回茶事の締めくくり。皆、そこそこに慣れた様子で手際よく、上手に仕事を分担していました
そして始まり始まり〜。迎付は余裕の表情ですね。でも得意のトークが固まっていたところに、緊張感が出ていました
本日の主菓子は、おじさんユカリの鹿児島より。かるかんを取り回すお客様5人。正客にはゲンチャンを迎え、主客男同士での展開です。
苦手の帛紗捌きも何とかクリア。密かなる特訓が利きました。それにしてもこの真剣な表情ったら・・・
置柄杓・・・結構サマになっています
しっかり泡立ってきました
おじさんには心強い助っ人陰点チームがサポートしてくれました。お客様をお待たせすることなく薄茶をお出ししています
実は実は、おじさんと言えど濃茶を練るには修行が足りません。ここはかおりチャンにバトンタッチ。でも半東としてしっかり働きました


4月20日は茶飯釜のお稽古茶事です。ちょっと陽気が暖かくなってしまいましたが、初体験の人も多く、皆興味津々お勉強しました。
「茶飯釜」、文字通り茶釜でご飯を炊くということです。しかも、それを炉にかける・・・茶室の中、お客様の注目の中で致します。同じ釜の飯を・・という、アットホームほのぼの茶事であります。ということで、まずはお米を釜に投入するところから。こぼさぬように慎重に・・なりすぎて中々お米が落ちてくれません。
火吹竹で火を熾す練習。これって和服で帯を締めて前かがみ、頭を下げたまま思い切り息を吹き続けるので、かなり重労働なんです。
反対側から正客も手伝って。貧血を起こさないように〜。
ここはやっぱり若さ一番!次客も頑張ります。
煮物椀をお出しして、お客様がアツアツを頂いている間も、亭主はお釜の調整に神経を配ります。「はじめチョロチョロなかパッパ・・・」の微妙な加減は、釣り釜の鎖1つ2つと上げてのこと。上手くできていますね。
いろいろハプニングはありましたが、どうにかご飯が炊けました。蓋を開けるとふわ〜っと湯気が立ち上り・・。
この後は普通の茶事の流れです。千鳥の盃のお稽古も。
濃茶、薄茶となって、水屋係の陰点て風景。席中での亭主の点前に合わせて、タイミングを計りながら点てるのは、結構難しいものです。
今回で、炉の季節に予定した6つの茶事が無事に終わりました。忙しかったけれど充実感たっぷり。皆それぞれ1つずつ亭主や正客を経験して、何か身に付いたことがあるでしょう。また来シーズン、挑戦してみましょう。もうすぐ初風炉。そして星の里での野点は目の前です。
3月22日のお稽古風景です。
この日は少人数だったので、それぞれお点前を繰り返し
、特訓になりました。
そろそろ桜の便りが届く頃、季節にぴったりの吉野棚をすえてみました。
さゆりチャンは、卯の花点前に初挑戦です。一歩一歩、進んでいますね。
なおチャンは和敬点前に初挑戦。この先にはいくつもの茶箱点前が待っています
モリモトおじさんは、5月の星祭りでの野点にむけて、盆略点前を一人でできるよう特訓特訓!
普段はあまり使わない、手桶の薄器も出して扱いも稽古。
きれいにお茶が点ちました。
お点前頂戴いたします!

2008年夜咄の茶事
3月15日、延期延期でちょっぴり季節外れになってしまいましたが、今年も夜咄の茶事に挑戦しました。いろいろ事情がひっくり返り、秩父のきらら庵ではなく北浦和での開催のため、これまたいろいろ制約があったりして、臨機応変応用多彩七転八倒の工夫茶事になりました。それでも何とか、幽玄の世界の雰囲気だけは楽しむことができたようです。
水屋での準備風景。こうやって後から見ると、雑然としていますね。
苦肉の策1。火気が使えないため、手燭の先につけたのは・・・ロウソクもどきの電池式明かり。でも実はホンモノのロウソクのように適当に明かりが揺れるようにできている優れものなのです。
 つくばいにも小さな灯火を置いてみました。幽玄の雰囲気、ちょっぴりでも伝わりますか?
 お客様役は3人。待合を出て、これから外の腰掛に向かうところです。
苦肉の策2。施設利用の時間制限があるため、フルコースの懐石料理を出している余裕がありません。本当の一汁三菜に絞って作ったのですが、お汁、向付がとてもよくできました。稽古茶事も重ねてきましたが、ようやく懐石らしくなってきて嬉しい限りです。
モリモトおじさん、お正客に挑戦です。手にしているのは“さくらのワイン”。発泡酒なのでグラスにしてお出ししました。
苦肉の策3。灯火道具全てを持ち込むことができなかったため、手燭をこんな風に立てて膳燭代わりにしました

2008年2月10日、きらら会稽古には8人が参加、教えあったり突っ込みあったり(?)の盛り上がりでした。
前夜に降った雪が露地に程よく残っていました。誰ともなく、雪の上に残っているチョンチョンという足跡を見つけ大騒ぎ。うぐいすでしょうか? 何とも風情のある景色に、皆の顔もほころびました。
姫路から駆けつけたおじさん。ちょっぴりお寝坊して、ランチタイムから参加です。午後の稽古で卯の花点前、真剣です。先輩2人がつきっきり、手取り足取り教えてくれました。これだから辞められない(あいやその・・・)。
小間では熱気ムンムン濃茶の稽古。亭主だけではなく、濃茶をいただくお客様の稽古は全員で行います。お茶会で本番体験したいもんね。粗相無くつつがなく、お茶一
服いただけるようになるのも大変なのです。
みんなの頭しか写っていませんが、これはお道具拝見の稽古です。もしも手が滑ったり、まさかまさかの時でもお道具へのダメージができるだけ無いように、体全体を低くして丁寧に扱います。
前日の雪で足元が滑って危険だったため、本日はズボンで失礼!の親子チームです。


2008年1月5日初釜の茶事
本日はきらら会の初釜です。
みなみな、ちょっと緊張、晴れやか気分。そして気合の入った懐石料理一品持ち寄り、そんな本番モドキ体験を積み重ねることが、一番いい稽古だと思っています。
本日のお客様役は4人なんですが・・・。お詰のモリモトおじさんは、このカメラを片手に大忙し。ご自分が写ることを忘れての奮闘でした。実は裏方にはお客様と同じ人数が立ち働いていましたが、そこはマル秘の門外不出でーす。
一人一品持ち寄ったお料理。お正月スペシャルという気分で、強肴(しいざかな)いっぱい、次々に取り回します。
お待ちかね、千鳥の杯も応酬して。(これって、亭主がのん兵衛でないと致しませんの、ホホっ)
初釜終了後、まだ元気の残っている人は初稽古を。お客様たちが一列に揃って
座っていないところに疲れが見える(?!)。
本日から入会の新人ナオちゃんの初稽古。まずは基本のキ、盆略点前です。以前に他の流派で経験があるというだけに、姿勢や手先などとても綺麗です。

12月22日、今日はyumiさんの先輩を正客にお招きしてのお祝い茶事です。連客にはお久しぶりの顔も見えて和気藹々。楽しくそしてきらら会にとって緊張感のある稽古茶事になりました
寄付にお集まりのお客様。「お久しぶり〜」の声も。
お祝いの茶事なので全員集合して乾杯! お酒はナルミちゃんが見つけた、珍し発泡日本酒のため、グラスでお出ししました。
水屋はこんな風に
料理をすすめながら和やかにお話も
発泡日本酒に興味津々。ピンクと白があるのです。
お菓子はこんな可愛いセットで、銘は「聖夜」です。川越梅林堂の期間限定です
いつになく順調なお点前。もしかして本番に強いタイプ?
1年ぶりの一服、いかがでした?
お茶事参加のお客様&亭主裏方全員集合写真が届きました。袴姿のお客様からのご提供です。
何とか無事に茶事は終了。充実感一杯のスタッフ食です。
yumiさんは祭り好き11月17日new
 天文好きでお茶にはまったyumiさん、きらら会のみんなと星まつりに出かけては野点です。
2007年11月11日渋谷
本日、渋谷のお茶室は炉開きです。参加人数が少なかったのでお茶事にはしませんでしたが、主菓子は定番のお汁粉をアレンジしたものを用意しました。(食べるのに夢中で画像は残していませんでした)
さて、薄茶の稽古には、おめでたい扇面の絵付け、京焼きのお茶碗です。ゲンチャンの左手が気になります。
少人数だとゆっくりお客様をしている場合じゃありません。合間に茶壷の飾り紐結びの練習台で稽古。口切茶事はもうすぐです。
今回、ミユキちゃんのお友達が見学にみえました。でも「見てるだけ〜」では済まないのがきらら会。さすが以前にお稽古したことがある経験者、美しい動作でお点前してくれました。お茶も美味しく仕上がっていました。
10月2日
渋谷区のお茶室を下見がてら稽古しました。平日だったので、参加者はモリモトおじさん、キヨコさん、そしてyumiさんの3人です。ちょっと淋しい、でも集中特訓になりました。
まずは貴人清次のお点前準備、水屋風景です。お供の茶巾は千鳥茶巾と言って〜こうしてこうしてこう畳んで〜と
あっつ・・・柄杓が落ちる〜〜〜
貴人清次のお点前開始です。貴人は高貴な方で、当然ながらお正客(今回は、おじさんがそのお役で、床の前にお座布を敷いて座っているんですが・・・画像を残していませんでした)、お供役はyumiさんが下座に控えております。(何しろ少人数だったので、これまた画像なしです)
一息ついて、次は中置の薄茶点前です。まずは細水差で総礼。始まりまーす。
中置は、10月にしかしないセッティング、風炉を仕舞う前に名残を惜しんで畳中央に据えます。それで勝手付きが狭いために、水差は細めのものを使うのです。

2007年9月23日恭慶館稽古
9月23日きらら会。今日は取材班がお休みだったので、画像はちょっぴりです。残暑もようやく和らいだはずなのに、茶室の中は皆の熱気でアツアツ。汗ふきふき頑張りました。
先週に引き続き、薄茶の貴人点ての稽古です。貴人も亭主も半東役も、大分慣れてきたかな
流れるようにお点前が進んでいきます
あらやっぱり・・・お茶杓のご銘で固まってしまいました。
今日はお休みの人がいたので、5人で特訓になりました。5人といえば、花月の稽古をするのにピッタリと、久しぶりに8畳本勝手の平花月に挑戦です。
折据(おりすえ)から花月札を引いて行きます。「月」の札がお茶を飲む人、「花」の札はお茶を点てる人。さて誰が大当たりか、ドキドキ!

2007年9月16日
貴人(「きにん」と読みます)点前
 今日は久しぶり、ほぼ一ヶ月ぶりのきらら会稽古でした。集まったのは8人、自習していた人もしていなかった人も、始めはちょっと夏ボケしつつ徐々にペースを上げてゆき、最後は“まだまだ””もう一度”とヒートアップしての充実稽古になりました。
  「稽古とは一より始め十を知り 
           十よりかえる元のその一」
 という利休百首の一つを、誰とも無く言い出し、皆で口ずさみながら集中していました。慣れない正座で足は痛い、姿勢を保つために腹筋背筋、そして腰も辛い。右手左手右足左足・・・頭の中が大混乱・・・何一つ上達していないように思えるのに、ついつい頑張ってしまう。それがどうしてなのか、はっきりと言葉にはならなくても、自分の中で何かが変わってゆくのを感じているんじゃないかな。それが何なのか、はっきり言葉として認識できる時がいつかやってくる。その時まで、皆が今の情熱を保ちながら、稽古を続けてくれることを願っています。
朝一番で薄茶貴人点です。前回お休みした人たちのために、貴人キヨコさん、亭主ゲンちゃん、半東ミユキチャンの3人で、見本の稽古。あっ!うっ!おっ!と固まりながらも一所懸命お役をこなしました。
「お棗、お茶杓の拝見」と乞うたものの・・・さてどうするんだっけ?
どうにか拝見を無事に済ませたら、取りに出た半東さん・・・腰が浮いてるなあ
貴人と亭主の問答。「お茶杓のご銘は?」で、固まる亭主。
初めて扱う貴人台。小さな手で頑張りました。
こちらではノンタ君が茶箱の稽古です。子供達もだいぶ落ち着いて点前ができるようになりました。
ノンタ君の点てた薄茶を半東のみはるチャンが取り次ぎ、貴人のミイちゃんに「どうぞ〜」
役割交代。今度は貴人にちうチャンをお迎えしてのファミリー稽古
右向こう左手前・・・貴人役も大変なのです。
お座布団までいただいての貴人役。高貴なお役でお茶をいただくのも大変!
稽古時間も終盤、ついヒートアップして私も中腰になちゃいました
今回、稽古風景の画像が沢山あって、どれにしようかしらと迷うほどでした。撮影係で奮闘してくれたのは、我らがアイドル、モリモトおじさんです。シッカリ貴人役のお稽古もしたんですが、撮影を忘れてしまいました。ごめんなさい。
「皆のために、できることをする」茶の心を、実践してくれたおじさんに感謝です。

8月19日恭慶館お稽古      トップへ
実は稽古前日の夜、お腹が壊れちゃったのです。何か悪いものでも食べたのかなあ?風邪が戻って来ちゃったのかなあ?夏ばてかなあ?それとも知らないうちに心が傷ついたのかなあ???
心配しつつ、気分も悪く、夢うつつで一晩を過ごしました。朝もひきつづき気分はすぐれないまま、きらら会の稽古準備に大忙しになりました。9時の集合時間、皆がちょっぴり遅刻する間、なんとなーくお腹が空いた感じがして、アンパンを一口、試してみました・・・といううち、一口が二口、三口・・・遂には完食! 気分は悪くない、そしてお腹も静か、血糖値が上がったのか、意識もはっきりしてきました。
そうして臨んだ午前中の稽古。盛夏にピッタリの洗い茶巾点前、薄茶貴人点前、そしてシリーズで頑張っている茶箱の点前・・・今日は少人数の夏期集中特訓のため、皆を叱咤激励している私にもお茶2服が回ってきました。これでまた意識覚醒。そしてお昼の後、食後の濃茶のおこぼれ頂戴までして、ピリッと元気になってきました。更に熱の入った稽古終盤には薄茶も一服いただいて、yumiさん復活の気分。
どうしてかなあ〜、茶の湯をしていると元気になっちゃう体質みたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だいぶ先ですが、上尾の星祭りで予定している茶箱の点前に初挑戦のキヨコさん
ゲンちゃんも貴人点前に初挑戦。見るも聞くも初めての貴人台と貴人茶碗。半東役までいつもと違う所作が緊張感を呼びます
そしてまた、慣れない貴人(高貴なお客様)役で、一服いただく緊張真っ只中のミユキちゃん
午後から駆けつけたナルミちゃんも、固まりつつも頑張って貴人点前を初体験

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7月22日 釣瓶など 6月30日 定例
3月24日 夜咄の茶事
6年11月 秩父きらら庵の炉開き

7月22日。蒸し暑い梅雨末期の1日。少しでも爽やかに涼しげにという思いで、釣瓶の水差を持ち出しました。「朝顔に釣瓶取られてもらい水」芭蕉の、あの釣瓶です。蓋の扱いに特殊な所作があるので、その稽古を。そして原村星まつり月見の茶会の、最終稽古となりました。きらら会は、今日も熱く熱く!
今回も点前座を2席作りました。向こうは釣瓶の水差で、薄茶平手前の稽古をするノンタ君。こちらは月の実況生中継スクリーンを背にしたイメージで、月点前の特訓をするキヨコさん。
KICX0598 ゲンちゃんも、本番さながら浴衣で稽古。頑張ります。
今日の床は、太玄和尚「和敬清寂」、宗全籠に槿とつる草。花はキヨコさんがお庭から摘んできてくれました。夏らしい雰囲気ですね。
釣瓶の水差に馬盥(ばたらい)茶碗を取り合わせてみました。みんな、釣瓶の蓋の扱いはスイスイ覚えたようですが、平たく浅い馬盥茶碗で上手にお茶を点てるのに苦労していたようです。次は8月。盛夏の点前といえば、洗い茶巾でしょう。馬盥茶碗に慣れたら、今度はこれで洗い茶巾にチャレンジしてみましょうね。

星祭り以来すっかりご無沙汰していましたが、きらら会のお稽古は月2回強続けています.。
久しぶりでその「稽古風景」をご覧下さい(6月30日)。次のステップに向け、みんな真剣に、そして楽しく稽古しています。
ちう&みはるチャン親子で準備を着々と。
蒸し暑い時の稽古は浴衣でOKとしました。涼しげですね
姫路から駆けつけたおじさんも、久しぶりに稽古。
お点前は忘れちゃったけれど、お茶は美味しくたちました。頑張りましたね。
紫の爽やかな絽の着物姿、しっとり落ち着いた感じで稽古するキヨコさん。
ゲンちゃんも実は浴衣です。原村星まつりに向けて気合が入っています。
みはるチャンも運び水差点前に挑戦。
実は2間続きにして、一方は茶箱点前、一方は薄茶点前の稽古を同時進行しています。軸は「和敬清寂」。お客様の稽古をしているのはちうチャンとミユキちゃん。最近は、人のお点前を見ていて“あれ!おかしいな”と分かるようになってきたようです。

2007年3月24日
夜 咄 の 茶 事
 今日は待ちに待った“きらら会 夜咄の茶事”です。本来なら極寒、そして夜長の12月、1月、せめて2月に行う夜咄の茶事。とはいえ皆の都合がなかなか折り合わず、でも昨年暮れに灯火グッズ一式が巡り来てしまったからには・・・と、無理やりやりくりした結果、この3月に強行してしまうことにしちゃった、ちちぶ星の里“きらら庵”。 泊り込みなので、自主的に(?)夜は長くできるけれど・・・。“秩父の高原だし”という思い込みでやり通しました。

 ゆらゆらと揺らめく灯火が作り出す幽玄の世界に遊んだ画像はともかく露出不足、灯明油に浸した灯芯が燃えてしまってすぐ消えちゃったり、課題はたーくさん残りましたが、それもこれも挑戦した結果のご褒美だと思います。ひとまずは無事に終わりましたこと、皆さん楽しんでくれましたこと、ご報告いたしまーす!

(左)外の仮水屋で七輪に炭をおこします。子供達が火吹竹に夢中。
禁じられた遊び?火遊び?




(上)暗くなってくると、待合から会場までの間に、行灯にろうそくを焚いて照らす。






(下)床の間まで進出して準備じゅんびジュンビ〜


(下)あまりにも暗かったのでこんなに燭台を集めちゃいました。
(左)短檠にセットした灯芯に火をつける
(上)暗いんです、とにかく。
(上)一所懸命、茶筅を振りますが・・さてお茶は点っているのでしょうか?手元がよく見えないので不安げな亭主です。
(上I)一瞬、ズルをして電気をつけてしまったり。