9年5月の大旅行(実は尻切れ)
5月12日
 
鹿大講義
朝早起きしていたみ経由鹿児島へ銀行へ用足し、鹿大で講義、宴会、そして面高家に泊り
5月13日
大隈工作鹿児島チョイ飲み
大隈地区で日フィルに援助していただけそうな方々をまわり、最後に鹿児島でチョッと飲み、夜は二反田家泊り、
5月14日
浜松楽器博とクラス会
朝鹿児島空港から名古屋経由、新幹線で浜松下車。大学時代の同窓会に合流、いろいろ見学して夜はクラス会。
5月15日
華やかにぎやか大旅行 
さらに掛川地区まで足を伸ばし、掛川駅17時解散、東京森本家に帰る。
5月16日 夕方、東京天文台時代の有志が集まる「惜別会」に参加
5月17日 あと埼玉東京長野と盛りだくさんの予定も、ここでドタキャン
2009年5月12〜14日鹿児島で活動、浜松へ
1日5月12日鹿児島へ
 5月はずぅ〜っと忙しかったのです。始めにはがあったり・・・・・そしてこの大旅行です。ともかく支度をして、朝5時半のバスで伊丹へ、バスを降りた近くにこんなところがあるのを知っていました?このきれいな垣根の横の隙間、入って悪いような、いいカモみたいな隙間ですね。
 どんどん入っていくとヤッパリ入れるのです。そして、手近なビルの壁に、またまた入ってもいい様ないけない様な戸口があって、食堂入り口とかいてありみんな入っていくんです。
 これが、なんと空港の職員食堂なんですご飯に味噌汁、何に何(おじさんはさば煮付けにじゃこおろし)という具合に取り合わせ、これで確か400円台でした。今度伊丹から乗られる場合はチョッとお進めですよ。
 鹿児島への途中、右下に見えてきたのは(?)でしょうか?
 大きくしてみると・・・・・
 トニカク午前中は銀行やら旧交やら何や課や用足しして、午後2時ごろから講義です。まだ一つだけ鹿大で残っているのは「科学ジャーナリズム」で、大勢でやっているシリーズの一こま分です。「ホント」ッテ何か?見方によって変わるのは?なんて話して、そしておじさんお得意のSF(「おじさんの科学読み物」なんかにある)を紹介します。そしてレポート課題は、「何かSFを書いてください」です。今回はおもしろいのはホームページで紹介する、と宣言してありますからお楽しみに。
第2日5月13日大隈で活躍
 鹿児島は薩摩(西)、大隈(東)に分かれていますね。薩摩半島の付け根に鹿児島があり、真中の国分加治木などが鹿児島につながっちゃっているので、薩摩半島の方が分がいいんです。それかあらぬか日フィルの活動も大隈にはかなり弱いんです。前回大隈に支持して下さる方が現れたので、何とか広げようと心当たりを広げ始めました。
 ともかく従来から色々お願いしている輝北町の知り合い(合併前の町長さんなど)をたずねました。まずはその輝北町でお昼ご飯です。
 元木北朝役場にいて、天球館の担当だった中津川さんがお付き合いしてくださいました。
 鹿屋市の私立高校鹿屋中央高校の校長先生は有名で、が多くのブラスバンドも活発です。ひとまずここにもあたりをつけて・・・・・
 最後は金港湾を船で渡って鹿児島に戻りました。
 鹿児島ではあまり集まりませんでしたが、今後のことを(飲みながら)話し合いました。この写真はそのあと昔よく行ったバーを訪ねたシーンです。
 実際に話ができたのは元輝北町長、中津川さんでしたが、色々な方に顔を見せ、伝言をお願いし、種は撒かれた、畑も少しは耕せた、なんて思っています。
 おなじビルの階段を下りて、ピアニシモには日フィルごひいきのバーがあったのですが、今は階段のライトだけが残っています、
2009年東大物理55年+αクラス会
 かなりの人数は東京なのですが、地方地方に何人かずつ散らばっています。そんな人が幹事をやれば地方の珍しいところでクラス会が開けますね。地方まで出かけていくのは・・・という意見もあり、東京近辺で開くこともあるんですが、地方の人気も衰えません。今回は中部地方に人たちが引き受けて、浜名湖界隈で開かれました。
第1日、5月14日鹿児島から浜松へ(なぜかおじさん誕生日)
 今日も早起きして飛行機に乗り、今度は紀伊半島の上を通ります。
 険しい山を縫いながら川が流れています。
 名古屋空港から名鉄線で名古屋駅へ、おやっ切符を見たら・・・・今日はおじさん77才の誕生日!チョッと感激ね、というところなれどその後一日思い出さずでした。
 名古屋空港「セントレア−」なんて呼ぶけれど、ここで初めてわかりました。
 乗り換えた新幹線が浜松に着くのが11時04分、クラス会は10時30分浜松駅集合で、駅に近い「浜松楽器博物館」の見学です。駅から10分くらい一生懸命追いかけます。
 楽器博物館の壁画も見事、「年寄りばかりの団体は入りませんでした?」「皆さん階段を下りて行かれました」にホッとします。
 地下一階の展示室で学生時代から仲良し、結婚式の司会をしてあげた、(今もいろいろ遊んでもらっている)白井夫人(良子さん)を見つけました。
 いろんな珍しい楽器いっぱいです。
 ピアノの原型?フェルトの着いたハンマーで叩いてひく(弾く)らしい。昔ウィーンの郊外のホテルで見たことがある。
 これみんなヴァイオリンです。よく見るとチャンと共鳴器になっています。あおれどころか右の方の奴はステッキとしても実用になるみたい。
 これもおもしろそう、ちなみに二人は幹事の藤田さんと川合さん。
 トニカクおもしろい博物館でした。たった1時間(70歳以上はタダだけど)もったいないみたい。
 このあと、館山寺温泉行きのバスに乗るまでに近所でお昼を済ませます。といっても、色々たくさんあって、目移りがして大変でした。
 これ何だかわかります?カミオカンデに使っている光電管です。これを作っている浜松フォトにクス、という会社の見学です。昔浜松に高柳健次郎さんという方がおられました。テレビの研究をしておられ、その研究室が、紆余曲折ののち「光なら何でも」、の浜松フォトニクスになったのです。今では、大きな研究所も持ち、光を企業化する人を養成する大学まで立てちゃったのです。
 物理クラス(+α)だけあって、ここの見学は「目玉」賞品です。でもおもしろくってあまり写真が取れませんでした。
 夜は館山寺温泉でクラス会です。こんなご馳走です。
 それぞれ近況報告。夜はふけていきます。2002年のクラス会
第2日・5月15日、掛川方面大活躍
 朝、宿の出口で集合写真です。みんな元気、今日はかなりの強行軍、がんばれ!
 まず第一は可睡斎この場所が1000年にわたって伊井家(のち彦根に移る)が支配していたことで有名、「可睡斎」の名前は家康が、会談中に住職が居眠りをしたのを許したことからついた。
 緑深い大きな森の大きなお寺、「込んだ」というほどではないがたくさんの参詣人。
 小堀遠州の作、「くの一」ではありませんが、庭番がいますね。
 奥の間に伊井家代々を祀る(位牌堂は別にある)。
 左甚五郎の作
 葵の紋があるでしょ。
 「無事」と書いてあります。
 龍の襖絵、大きくて見事。
 ここは深い緑の中、大きくてたくさんの塔中が並び、参詣も多く、立派なボタン園(花が過ぎちゃった)、室内ボタン園(いろんな飾りまでついている)修行僧も何人もいるらしく、色々活動しているお寺、の印象を受けました。
 百合園も見事でした。でも百合のてんぷらを食べ損ねちゃった。
 色とりどり
 川合君夫妻、がさらに色を添え、
 いっくら歩いても百合百合百合です。
 滝があったり
 来月あたり咲く圃場(なんて自覚のかな?)もあります。
 黄色が主の圃場もたくさんあったのですが、写真とり損ねました。
 これ食べたかったなァ〜〜〜
 はじめは「迷惑感」を誘うような豪華の食事でしたが、いろいろ歩いたためか、豊かな緑の所為か、ぺろり(時間急いでいたのに)全部食べちゃいました。
宮城まりこの子供博物館ここも子供の絵にびっくりです。
 盛りだくさんのツァー、時間の追いかけられながら、これも目玉商品「ねむの木子供美術館」です。何館もあるのですが一館に端折っちゃいました。あっこれはすぐそばの小さなお社、こんなものと緑がいっぱいの世界に、忽然と現れるんです。
 が世話をしている施設の子供たちの作品がたくさん展示されています。
びっくりするような感性(というのかな?)に驚かされました
 緑がいっぱいです。これは柿の雌花と雄花。
 紅葉の雌花
 目立ったり壊したりしていないが、ある存在感を以って建っています。
 旅の終りは華やか、にぎやか、花鳥園。
 ふくろうがたくさん飼ってあります・
 これはおもしろいんですよ。
 向こうを向いてしまいました。下半分の模様を見たら、全く動いていないのがわかります。「モーターで動いているみたい」なんて主人は言ってました。
 ふくろうらしいふくろう
 目がかわいい
 インコたちです。たくさんいます。
 手に餌のコップを持つと寄ってきます。
 孔雀が羽根を広げました。周りにメスたちが集まってきて、その中の一羽が近寄ってチェック(?)しています。
 フラミンゴたちです。大きい方がオスだそうです。
 近くに寄ると・・・
 このクラス会、とっても盛りだくさん、良く考えられていて、行くところ行くところおもしろく、でも忙しく・・・・・そうですね、「浜松近辺でおもしろいところ?」なんて聞かれるといろいろ答えられるし薦められるけれど、同じだけ内容のある旅行なんてできそうもないかな?
 何しろ大いに楽しみました。夕食のクラス会、そのあと何だかんだの雑談も結構内容豊富でした。
2009年5月16日東京天文台惜別会
 東京天文台時代から、誰がメンバーでどんな目的だか余りよくわからない会が、毎年お正月に開かれていました。殆ど毎年出る人、時々でる人、呼ばれれば来る人なんかでメンバーは反固定みたいです。おじさんは毎年出ようと思いながら、時々出る人の部類でしょう。
 今年はなぜか5月に開かれました。今回の大旅行の真っ只中、出席はダメだろうと思ったのですが、ドッチの予定がどうずれたのか、それともうまく合致したのか、東大名誉教授の懇親会高なんだか(これは灯台退職以来出たことがない)と2日続けて出られることになっ茶いました。
 まァ、とにかく5時調布男爵亭です。三鷹東京天文台時代には良く通ったおうちて、懐かしさもひとしおでした。
 今年定年退官の石黒さん
 同じく宮下さん
 画面がぶれてよくわからない
 その上遠くて逆光で・・・長根さん、森さん、大塚さん・・・・皆さん元気、懐かしく、て時を忘れ、さらに石黒さん、川合さんとはそのあとも呑屋に流れて・・・・・
2009年5月17日・尻切れ大団円
 神戸ではインフルエンザで大騒動です。もしかすると兵庫県では(その後の進展はご存知のとおりですね)というわけで、手遅れよりは早とちり、とばかりにあとの予定は全部ドタキャンで、姫路に向かっちゃいました。そうでなかったら、今ごろ、善光寺だか山田温泉だかで、飲んで食事、ではまたいつか、なんて挨拶しているところでしょう。