翌日碁盤内科で  月曜姫路循環器センター  写真オンパレ
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5年1月脳虚血のページ

発端          1月14日
1月14日(金)、西はりま天文台職員・同OBのパーティーがありました。
今の仲良し昔の仲良し一堂に会し呑み語る、もちろんのこのこ出かけ
ていきました。
 事件はその宴会の最中です。例によっておじさん、パーティー途中で
チョッと「一眠り」いすにもたれてウトウトしていました。目が覚めてかけて
そろそろ「戦列復帰」かな、なんて考えながらまたウトウト、でも周りが騒
がしいんです。「少し顔色がよくなってきた」「脈は普通か?」なんて物騒な
声が飛び交っています。騒ぎの中心は、なんと、おじさんなんです。
 ウトウト中におじさん死んだような顔色になり、オモラシまでしちゃった
のだそうです。それが証拠にはズボンの「中心部」が濡れているではあり
ませんか。
 ともかく救急車で病院へ、「頚動脈の狭窄で一時的に脳に血液が不足
した、今日はもうこれでいいがよく検査してもらえ」、で放免になりました。
 (この間写真なし)

碁盤内科      1月15日
 翌日(15日土曜日)いつも御世話になっている碁盤内科に行きました。
碁盤先生はまぁ、言ってみればファミリードクターですが、脳神経内科の
専門もお持ちです。前にろれつがおかしく足がもつれたとき、明石で救急
車で運ばれたときなどに脳の問題としてMRIを取ったりしていただきまし
た(明石のケースは今回と似ています)。
 姫路には県立循環器病センターがあり、スタッフ、設備が完備してい
て、そちらでみてもらうこととし、「月曜日に行きなさい」と釘をさしながら
紹介状をいただきました。

2005年1月17日
姫路循環器病センターで検査



県立姫路循環器センター  1月17日
 ご近所ますいタクシー(23-8451、ニイサンハヨコイ)を頼んで、9時
の受付開始より前にセンターに着きました。あっいけない!紹介状忘
れ茶った、でもまぁ通してくれました。
 9時になると受付カウンター前に受付のスタッフ(全員女性)が並び、
マイクの号令で「おはようございます」の後挨拶を下さいます。これ、
却って血圧上がっちゃう人なんか出ないかな?
 とにかく親切な受付と問診があり、案内図(も標識等もわかりやすい)
で全く何の造作もなく診察室へ。


20号、脳神経外科の診察室で、もう少し詳しい問診、いろいろ質問が
あり、既往歴なんかも付けて、MRI室に送られます。


言われた通り案内板に沿っていくと、MRI室に到着、中にはこんな機械が
入っています。ちょうど扉が開いたので撮影に成功しちゃいました。


待つことしばし、名前を呼ばれ中に入ると小さな着替え室に入れられ
着替えます。またまた待つことしばし、上の機械の細いベッドに横に
なり頭をトンネルに突っ込み、体、特に頭を固定されると「大きな音が
するがびっくりしないように」といわれて、30分くらいひっきりなしに
カタカタゴトゴトビュー-ンフヒュルヒュルを聞いたらおしまい。
着替えなおしてもとの診察室(20番)に帰ります。
またまた待つことしばし、20番診察室に入ると、それは圧巻!大きな
パネルにと殺せましたMRI写真が貼ってあります。
 血管写真は頭と首(頚部?)それに頭部断面写真が2(3?)種類、そ
して説明が始まります。


これが問題の頚部動脈の写真です。2方向からのものを並べてありま
す。左の写真の矢印のところが「狭窄」部分です。ここにカスがたまって
血栓となり、脳血管の詰まりやすそうな場所を目指して旅に出るんだ
そうです。ただし、見る方向を変えた断面ではあまり狭くなっていませ
ん。すぐにとどう、ということでなく、様子を見ながら治療をすれば、と
いうことでした。


その他いろんな写真を差しながらいろいろ説明していただきました。
小さな病変や狭窄はあちこちに「とし相応」にある、なんとかなんとか


そのあと碁盤先生のところによって、かえって来ました。

歴史も含めて全体的に
 「オカシィ」は子どもの頃から言われてきました。これも「脳」の問題でし
ょうが、「ソフト」、あるいはソフトに近い「回路」の問題でしょう。今回のは
血液が届くとどかない、という問題で、s純粋ハードの問題です。
 5年程前、プラハを旅行中、よなかトイレに行くときにチョッとだけ足が
もつれた気がして、昼間これもチョッとだけ呂律がおかしかったのです。
 帰ってから碁盤先生と話MRIをとって見ました。ごく小さいのですが、
出血のあとがありました。
 2年程前、高槻で宴会の帰り、様子がおかしくなり、明石で途中下車、
救急車で運ばれましたが、「急性アルコール中毒」と診断されました。
碁盤先生は「これは」と思われたのか、頚部のMRI写真をとるように言
われました。頚動脈に狭窄がある、との診断でした。
 今回も同じ診断です。そして碁盤先生は、出血を防ぐには血液は固ま
りやすい方がいい、血栓を防ぐにはサラサラしているのがいい、両方
にらんでの治療って悩ましいところだ、ということでした。

 今回の「発作」はとてもひどかったようです。黒田さんは:
顔色は白色というより、薄い茶灰色、唇には全く色がありませんでしたし、
額には汗。しかも、無呼吸の状態だったということです。

碁盤先生も、失禁を伴うような失神がそれだけの虚血で起きるか、無呼吸
とどう関連するか、考えなくては、と言っておられます。

 ともかく注意しながら今後を見ることにします。
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