2004年夏休み行ったり来たり
夏休み、いつの年も忙しいんで酢。あちこちの星祭り、自然学校や天文台のイベント、自分
勝手に始める色々モロモロ、8月末から8月前半、殆ど旅の空、深夜、あるいは早朝まで
皆さんと騒いで、睡眠は交通手段の「手」のうち・・・・・・・普段こなしているすけじゅーるに
隙間を作ってはのこんな行ったり来たりです。

お蔭様(?)で2002年は眼底出血、何ヶ月か片目半失明状態だったり、それやこれやで
反省しましたが、まだ行ったり来たり状態は続きます。まぁ、今年くらいから「年取った」おか
げで注文が減り始め、すこしはましになるかな?

と言いながら    行ったり来たりは5月から
5月のオーストラリア6〜7月のNY行き、結果としてその隙間に普段のスケジュールが
ギュウ詰状態で7月中旬に突入でした。

先ずはハワイ孫一家御来襲、もちろん楽しみながら、鹿大講義(カメラなし)、2回の「初
任者研修」

7〜8月の時の「ながれ
7月9日    NYから帰国
         孫一家到着
  20日頃まで
         せっせと自然学校に通うが
         結構ひまでした。
  21日   孫一行来襲
  24日   嵐は去りぬ
  25日   鹿児島へ
  26日   講義
  27日   自然学校で初任者研修
  29日   東京で打ち合わせ
  30日   花北星空観望会
  
8月3日    初任者研修第二波
   4日    加世田で日フィルコンサート
   5日    初任者研修パーティー
   6〜8日  原村星祭り
   7日    ゼウスに襲われる「美少女
   9〜11日 親と子の自然学校
   12日   西はりまペルセ大観望会
   19日   自然学校専門指導員
   21日   迫間地区盆踊り
   23日   何?おじさんがIT?
   26日   ベランダで観望会
   27日   指導補助員研修
   28日〜29日 種山ヶ原
おじさんのページ

8月3日(火)   初任者研修
先生方の「資質」がどうのこうの、とことさらに叫ぶ人たちのおかげで、新任の先生方に
「初任者研修」と課す、なんてことになったのはもう20年以上前でしょうか?
当時有名人、人気者だったおじさんも、豪華客船のクルーズにお付き合いして沖縄に
行ってくるなんて素晴らしいことがありました。

南但馬自然学校では兵庫県のその「全員宿泊研修」を引き受け、毎年夏休み始めに
お迎えします。ここ2〜3年は、団塊の世代のなだれ的定年を控えて採用が多く、2回
に分けて計500人程度、3泊4日の受け入れです。
延べ1500泊といえば宿泊施設としての自然学校の「商売」にとっても超大口お客様、
その上目玉商品としておじさんの「講話」を配置していただくなんて晴れがましい役まで
振っていただいています。


最終夜、懇親会があるので戻ってきます。

8月4日(水)   加世田でコンサート
日本フィルハーモニーってオーケストラがあります。毎年2月に九州にやってきて12ヶ所
でコンサートをしてまわります。各地に実行委員会を作り、特定のスポンサーなしで、やっ
ています。おじさんなんと鹿児島の実行委員長なんです。
コンサートの「中心人物」で済ましておけばいいのですが、郡部あちこちをまわる小さな
コンサートをやれないか、なんて方向に活動を広げようとしています。
一昨日から鹿児島県は薩摩半島の付け根、菱刈町で(町政50周年記念も兼ねて)かな
りな規模のイベントをやりました。おじさん上記初任者研修の講演で自然学校に釘付け
でした。
そして今日は早起きして鹿児島県は加世田市の弦楽四重奏コンサートにやってきました。
昼の部の「子ども向け」コンサートは好調に終わり、夜の部の準備中でした。時間が迫ると
会場は殆ど一杯、チョッと補助席まで出して、の盛況です。地元アーティストとの協演、楽器
の説明(所どころ材質や加工方法など専門的なところも入り面白い)も盛り込み、とても盛
り上がるコンサートでした。


写真はまだ集まりませんが、出演の方だけでなく、お嬢さんとお揃いの手作りスカートのお
母さんがおられたり、こんなシーンが定着すればなぁ、と思わせるシーンが随所でした。

8月5日(木)   初任者研修最終夜パーティー
加世田から空港まで送って(実行委員長宮原氏、加世田市内の小さなハイテク企業のエン
ジニア、VERA鹿児島局の装置などでお世話になっている)いただき、姫路我家へ、ベッドで
30分(アリバイつくり程度に)休憩、自然学校に取って返します。

滑り込みで懇親パーティーです。第1回は日程が入ってこないで、参加できなかった(参加
していたらどんなことになっていたか?)のですが、こうやって盛り上がったり、何人かの先
生方とはチョッと色々話したり、大事なイベントです。


パーティーはもちろん深夜まで、後になると教育委員会の担当の先生方が校長室になだれ
込んだり、そんなところで普段からの意見をたたかわせたり(結構尖鋭的です)しました。

8月6日(金)〜8月8日(日)  原村星祭り
そうすると当然朝帰り、我が家ベッドでまたまた「アリバイ」的休憩ののち長野県は八ヶ岳の
ふもと原村の星祭りに駆けつけます。何年か前、どこかの星祭りで眼底出血、急遽姫路に
戻って講演だパーティーだをキャンセルしたことがありました。この「アリバイ」はとっても重要
なんです。ともあれ朝飯もソコソコに出発です。

名古屋では乗り換え時間を利用、麺通りで冷やし麺を食べました。野菜と挽肉が乗りしょうが
がかかっていました。


結構満足して特急「しなの」に乗り込み、塩尻で乗り換えて茅野です。


茅野に着いてみたら大変な雨です。少し濡れながらタクシーに乗り込み、会場は原村
八ヶ岳自然文化園に到着、もっと濡れながら降りて、早速雨合羽購入、準備にかかります。


自然学校で森林技術、天体観測などでお世話になっている矢野さんが特別参加です。
トモカクお店の設営開始です。商品は例によっていろんなところから仕入れたいろんな
もの、値段をつけたり並べたり・・・・・地元の浜崎さんが矢野さんと一緒にどんどん進め
てくれます。並べるそばから(ちびりちびりですが)売れ始めます。


売り物は例によって鹿児島と姫路の甘味(左の方)が中心です。ゲタンハのはなし、ぼうろ
の話し、オランダ人参勤交代とかりんとうの話・・・・ひとしきり薀蓄を傾けてから
「そういうわけで、これを食べると2時間で虫歯になります」
お客様は説明を面白がってくださったり、中には虫歯が怖くて買っていただけなかったり、
色々でした。

営業開始、売上好調


色々な訪問者


仮装大会  まずはお化粧が決め手


いよいよ本番

ハワイはワイキキの浜辺、楽しそうにフラを踊っているのはかわいらしい美少女です。
遠くオリンポス山からは、好色で知られる神々の帝王ゼウスが眺めていました。


たちまち蛸に化けたゼウスはその8本の腕で美少女をからめとろうとしました。
「何をするんですッ」「助けてェ〜〜」暴れてももがいても美少女は8本の腕から逃れることは
できません。「シクッ、シクシク」美少女は泣くしかありませんでした。



しばらくして、泣きながらおとなしくなった少女にジュピターは「私はジュピターだ、これからは
どんな贅沢でもさせてやろう」ととてもうれしそうでした。
何千年か後、人々は望遠鏡で空を見るようになり、8本の腕を持ち、墨のように黒々した
暗黒星雲を吐き出す渦巻き星雲を見つけNGC8888、愛称「蛸星雲」と名づけました。
きっとあの時のあの美少女の子をゼウスが空に上げ、星にしたのでしょう。

そして誰が優勝?

山羊座に扮したかわいい姉妹、扮装、身のこなし、受け答え、みんなかわいいのです。おじさ
んの力作も霞んだまま吹き飛んでしましました。めでたしめでたし。

夜は観望会
みんな思い思いに望遠鏡を持ってきて広い駐車場に並べます。その間を縫ってはしゃなり
しゃなりと歩き、星を見せてもらったり機械の説明を受けたり、旧交を温めたりしています。
結構大きな手作り望遠鏡、右側の写真みたいな小さな反射望遠鏡を組み合わせえた双
眼鏡など(曇って星は見えませんでしたが)楽しい観望会でした。


最終日(8月8日)はお別れです
店をたたみ、売れ残りを整理して発送、挨拶したり、携帯番号交換したり・・・・
                                        また来年会いましょう!


7〜8月の時の「ながれ」
7月9日    NYから帰国
         孫一家到着
  20日頃まで
         せっせと自然学校に通うが
         結構ひまでした。
  21日   孫一行来襲
  24日   嵐は去りぬ
  25日   鹿児島へ
  26日   講義
  27日   自然学校で初任者研修
  29日   東京で打ち合わせ
  30日   花北星空観望会
  
8月3日    初任者研修第二波
   4日    加世田で日フィルコンサート
   5日    初任者研修パーティー
   6〜8日  原村星祭り
   7日    ゼウスに襲われる「美少女
   9〜11日 親と子の自然学校
   12日   西はりまペルセ大観望会
   19日   自然学校専門指導員
   21日   迫間地区盆踊り
   23日   何?おじさんがIT?
   26日   ベランダで観望会
   27日   指導補助員研修
   28日〜29日 種山ヶ原
おじさんのページ



8月9日(月)〜11日(水)  南但馬自然学校「親と子の自然学校

兵庫県の「自然学校事業」
 兵庫県では小学校5年生を、学校ぐるみで5泊6日(月〜土)自然の中に連れて生きます。全県の公立学校一律横並びです。5泊6日@親元をはなれA友達と集団でB自然の中で生活、なんて、どんな子もはじめて、そして学校側の負担も大変でしょう。先生も父兄も、結構手探りではじめたこの仕事、既に16年になります。全国でこれだけ大規模にやっている県はありません。
 中学でも「トライ・やるウィーク」と称して、中学2年生が希望の場所に1週間通って社会で生活してきます。こちらも数年前に始まりましたが、既に県下の年中行事になってきています。
 この自然学校事業の「中核施設」として、プログラムの開発、諸活動の評価、担当者の研修、情報提供などなどをやっているのがおじさんのつとめる南但馬自然学校です。
 去年で創立10周年、おじさんはここにつとめて7年目です。

というわけで、7月末〜8月初の「初任者研修」も、この学校がかなりのウエイトで責任を
持つイベントだったのです。同じように、夏、冬の自然学校受け入れが少ない間は一般
利用の他に、研修、イベントなどなどが目白押しです。

親と子の自然学校
 自然学校事業の「中核施設」として、これからあるべき姿の模索、も重要です。全国に
先がけているといっても「マンネリズム」はしっかりやってきます。「小学5年5泊6日」から
外れた受け入れ、違ったして・・・・・

 というわけで今日から3日間「親と子の自然学校」です。親子合わせて30人くらい、親
に興味を持ってもらう、理解してもらう、親子の状況から色々学び考える・・・・・が目的
です。30人あまりの親子(爺婆孫も含む)が集まりました。

こういう集まりの最初は決まって「アイスブレーク」、じゃんけんなどを取り入れた簡単な
ゲームから始まってみんなの気持ちをほぐし仲良しになってもらいます。
あっその前に「開会式」なんて物が必ず置かれ、「校長挨拶」(写真なし)があるんです。
今日は「長崎原爆の日」、夏休みはじめは星祭りなどなどのイベントが多く、そんなとこ
ろで話すチャンスが多い、毎年必ず2回か3回は太平洋戦争関連の記念日にぶつかる
夏は「平和を考える季節」、特に「暴力で平和を守る」主義の破綻が眼に見えた現在、
日本の平和憲法が最後の解答かも、なんて話をしちゃいました。


その後自由時間、散策などあって夕食(おじさん参加、写真なし)です。お父さんお母さん
からお話しが聞けるのでなるべく参加するようにしています。そして今夜は近くの民俗資
料館の館長さんに来ていただいて但馬の民話を伺いました。そのあと民具などを色々
(蓑や火打石)お持ちいただいて、実際に着てみたり叩いてみたりしました。



参加者の特別出演
二日目は他にも用事があり夕食からの参加でした。今晩は参加しておられる中に腹話術、
皿まわしがお得意の方があり、特別出演となりました。

こちらはおじいちゃんお婆ちゃんが孫4人連れての参加です。その中のお婆ちゃんが腹話
術、それに、お孫さんを協演にして皿回しをやられました。


お孫さん足しはみんな上手(一番上のお嬢さんは写真係で皿まわしはやりませんでしたが)
そして子どもたちにもお皿と棒を渡してやらせてもらいました。


しまいには大人まで夢中になって練習です。


何人かの大人子供は結構やれるようになりました。




8月12日(木)   西はりま天文台大観望会
今日はペルセウス座流星群の日、西はりま天文台の大観望会です。チョッと早い目に家を
出て、と思ったのですが、自動車のエンジンがかかりません。さぁ大変!
去年もしたのですが、お客様相手にお店を出そう、というわけで商品を積み込み、窓をチョ
ッと隙間したりしている間にどこかが半ドアになっちゃっていたのです。
近くの自動車屋さん(販売が主らしい)に頼んでみたら早速来てくれてすぐに出かけること
ができました。最後に「代金?今度バッテリーを買うときに思い出してください」だってさ。
とってもいい気分プラスチョッと義理、でした。
途中平福によっていつものお醤油を買いました。アッ平福ではお天気がよかったので利神
城跡の石垣がとってもよく見えました。


ついて早速お店の設営、机2台をつないで、おじさんの商品、天文台関連の本などを並べ
ます。アッそういえばおじさんの本も持ってくればよかったかな?



真夜中12時、流れ星が盛んになる頃、行き来していたうす雲もさらに薄くなり、呼び物の
福田直樹さんのピアノも始まります。天文台前広場に大きなブルーシートを敷いて寝転が
ったみんなに暗さになれない眼で合流します。
寝転んでみるとたちまち襲う眠気かな、ウトウトしているとみんなの歓声(流れ星)で目が
覚め、待っている間に寝てしまう、結局3個くらいしか拝めませんでした。あほか!

1時にピアノが終わり、それでも残った人たちが福田さんを囲んで懇親会です。おじさんは
近くで買ってきゅうりとお醤油屋さんで買ったもろみ味噌を出しました。お店の商品と同じ、
結構な売れ行きでした。そしてみんな眠くなってそれぞれのベッドに帰ります。東から昇る
細くなった月、それに金星、季節的には早い朝霧などを見ながらベッドへ。


7〜8月の時の「ながれ」
7月9日    NYから帰国
         孫一家到着
  20日頃まで
         せっせと自然学校に通うが
         結構ひまでした。
  21日   孫一行来襲
  24日   嵐は去りぬ
  25日   鹿児島へ
  26日   講義
  27日   自然学校で初任者研修
  29日   東京で打ち合わせ
  30日   花北星空観望会
  
8月3日    初任者研修第二波
   4日    加世田で日フィルコンサート
   5日    初任者研修パーティー
   6〜8日  原村星祭り
   7日    ゼウスに襲われる「美少女
   9〜11日 親と子の自然学校
   12日   西はりまペルセ大観望会
   19日   自然学校専門指導員
   21日   迫間地区盆踊り
   23日   何?おじさんがIT?
   26日   ベランダで観望会
   27日   指導補助員研修
   28日〜29日 種山ヶ原
おじさんのページ



8月19日(木)〜20日(金)  自然学校専門指導員研修
研修やらお祭りやらの日記がやっと追い着いて「さぁ今日の献立」と思うともう次のイベ
ントです。その前に、散らかりに散らかったイベント用お店の売り物の整理、次の注文
もこなさなければ。アッ税金の督促と延滞(どうもねんぢが違うらしい、電話で問い合わ
せてみたらなんと百何頭饅あるらしい・・・)なんてやっているうちに次にイベントに突入
です。
「自然学校専門指導員」って、県下各地の教育事務所、自然学校拠点施設などに配置
されて各地の学校の自然学校事業についての指導、相談、中央とのパイプ・・・の役を
する先生達、年2回開く研修会です。これからの自然学校、いろいろ考え、実現させて
いく中心になる人たちと一緒に考える研修会です。


 発表は、施設の職員が学校側と協力してこんな五泊六日をやった、計画段階からそれ
ぞれの活動、学校側に対する様々な注文、恨みつらみ・・・・地域の指導主事からは地域
全体としての自然学校事業のレベルアップ、最後はある都市で自然学校中の保健安全
問題を長く担当された先生の話。どれも新しい方向を踏まえながら具体的な提言を持ち
迫力満点でした。それぞれの立場上当然といいながら、学校側、先生方に対するかなり
シビァーな批判も印象的でした。
個々の経験や教訓だけでなく、自然学校事業全体としても考えなければならないことも
満載でした。

夜は恒例の「情報交換会(懇親会にすると出張の扱いが難しくなった時代の名残です)」
昼間のシビァーな議論の続きがあちこちで蒸し返されたり展開したり、殆どがお互い知っ
た同士、何やかやで協力したり智恵を交換したりの同士、色々花が咲いていました。
もちろんおじさんも愛嬌だけでは済みませんでした。


場所を宿泊棟(わが自然学校では「生活棟」と呼んでいます)に移してさらに続けます。


翌朝からはいろいろな簡単な遊びから子供たちにどんなものを得てもらうか、考え考えの
遊び時間でした。



午後は各班ごとにこんなところからこんな考え方が・・・・なんて発表がひとしきりあり、最後に
2時間ほど、教育委員会で自然学校担当の若い指導主事さんが中心になって「2010年の
自然学校」と題してgironn、お開きになりました。


先生方向けのこの種の研修、普段は開講式の挨拶、懇親会は殆ど顔を出し、他はのぞく
程度にしているのですが、今回はかなり身をいれて参加しました。印象的な会でした。


8月21日(土)  山東町迫間地区盆踊り
自然学校の本館や食堂のあるあたり、「大屋根広場」に接して「芝生(はあまり生えない
が)広場」があります。集落で盆踊りをやるには絶好の場所、2年程前から目をつけてい
ただき、櫓を組んでまわりで踊ったり模擬店を出したり、今年で3回目です。おじさんはと
言えば、結構夏休みで忙しい季節、今年がはじめて、張り切ってお店を出しました。
光る団扇原村の星祭りでもらったものです。お店を目立たせるのに役立ちました。


踊りはちゃんと櫓を組んで、上で民謡保存会の皆さんが交代で歌い、したでは太鼓、
大きく囲んで踊りの輪、という型どおり、地域の人たちばかりでなく、バイオリンの練
習に着た姫路の子供たちとか、星座観望に来られた明石天文科学館星の会の
(準備の中から抜け出して講演をしました)皆さんとかも加わって、とっても盛ん、模擬
店も大いに繁盛でした。チョッといい気持ちで浸りました。


8月23日(月)     IT元気人?

このホームページを出してもらっているプロバイダー「memenet」の「meme(ミーム)」は
「情報」を通じて伝わる「コミュニティーの遺伝子」とでも言った意味らしいです。会社をはじ
められたきっかけも、兵庫の地震のあとボランティア活動で地域に入り、地域作りとITに
ついて考えた結果ということなんです。だからプロバイダーとしてもチョッと変わっているん
で酢。「電子メールやホームページをはじめたいんだけど・・・」姫路にきたのをきっかけに
鹿児島は菱刈の左近充さんに泣きついたら「こんなプロバイダーがある」「おじさんきっと
気に入るよ」、と選んでいただいた会社なんです。
そんな和崎さんのまわりにはいろんなおもしろい人が集まって、不思議な、そしていろい
ろな活力を生み出しているんです。

パソコンを買ったり色々相談を持ちかけたりしているうちに、だんだんに和崎さんのそん
な運動に組み込まれてきちゃったのです。

「兵庫情報コミュニティー」キックオフミーティング
「IT元気人」???おじさん「元気」はわかるけど、「IT」って「それどうして?」ッテ感じだよ
ね。なんて皆さん感じますよね。下の写真から10分くらいたって会場に入ってこられた
知事さんも「何でおじさんがここに?」なんて顔をしておられました。
こんなミーティングに紛れ込んじゃったのはそんな和崎さんの目くばせ、そしておじさん
自分でも「チョッと言いたい」があったためです。何も「懇親会」(それもあったけれど)だけ
が目的だった訳ではないんです。


さぁ、前置きはその位、どこかの補助金、そして地域の必要性で「地域情報」ネットワーク
なるものを作らなきゃならなくなっちゃった自治体のお役人たち、地域の潜在的な力を
頼って設計まで持ってきたら、大メーカー丸投げをしないで済み、産官学に、行政、地域
外、そして地域の「潜在力を持ち寄った「人のネットワーク」ができちゃった。
基調講演の丸田さん、そして全国からおもしろくて迫力満点な活動を持ち寄られた「事例
発表」の皆さん、揃ってそんな文脈なんです。
まさに「情報遺伝子」ミームがコミュニティーを作っていくそんな渦が、巻き起こっているな
んて感じちゃいました。


会場は、元気だけれど「IT場違い」なおじさんまで動員しないでも、の大盛況、活発な
議論や質問、各スピーカーはソコソコ時間を守っても、全体としては大幅超過といった
熱気ムンムンのミーティングでした。


おじさんは、会場で2分もらって、こんな(2枚の)スライドで「出生率」の低下の「情報」が、
「政府の想定」や「経済活力」「年金改革」でしかとらえられないってどういうこと?なんて
またまた「場違い」な話をしてしまいました。少なくとも「音波」は届いたのではないでしょ
うか?


もちろん懇親会では「IT場違い」おじさんも大活躍、アッこの写真の中に顔が2回出てくる
のが和崎さんです。


40年前に電波天文のコミュニティー作りに始まって、サイエンスツァー「ひょうごは大きな
博物館」、お祭りでいろいろ出す「お店」、鹿児島で進めている日フィルの活動、パソコン
という意味のITは使っていませんが、結局「meme」を育ててきたんだ、帰りの電車で
ウトウトしながらそんなことを考えました。チョッと印象に残る一夜でした。

和崎さん、ミーティング成功おめでとう。


8月26日(木)   この忙しいのに?
再建中の「今日の献立」でチョッと触れましたが、ベランダ観望会をはじめようと、今日は
第1回なんです。お客が着てもいいようにガラクタを横にずらしたり、テーブルを伸ばして
大きくしたり・・・・・その間に生筋子も捌いて、8時、お隣と階段隔てて向こう側の2軒
が子供5人(お友達も)こられました。

あいにく月は見え隠れ隠れ隠れチョッと見えまた隠れ・・・・・でした。でも子どもたちはアイスク
リーム、浅漬けなどを時どきつまみながらチョッとずつの「見え」を捕らえてはお月さんをのぞい
ています。お母さんたちはビールをちびりちびり、こちらも浅漬けやら生いくらやらをおつまみに、
時々子供に呼ばれては月をのぞいたり、何が目的やら、しかしどれが目的でも達せられていな
さそうな催しでした。   でも呼吸はわかったぞ。

8月27日(金)    自然学校指導補助員研修

自然学校で子供たちの生活やいろんな活動、引率の先生方ではとても手が回りません。
そのために学成さんや社会人など「指導補助員」が必要になります。年何回か研修のコー
スを開いて、養成し、必要のある学校に紹介するんです。
いつもは多くて30人程度なんですが、今年からは積極的に宣伝して、50人あまり(主
として学生さん)が集まりました。


明日は種山ヶ原のスターウォッチング、今日だけしか参加できませんが、講義に出たり
お昼を付き合ったりしました。

8月28日(土)〜29日(日)  種山ヶ原スターウォッチング
これもう野辺山時代から殆ど欠かさず参加しているんです。「専属宇宙人」なんて呼ばれた
りしています。前回からお店も出しているんで酢。


今回はみちこさんと優佳チャンにお手伝って(おじさんがむしろ付属品)下さり、中々の売れ
行きでした。買うようの顔をして話し込んでいく人、ファイヤー点火式に出て来いと呼びに来
る人、色々愛嬌を振りまきながら夜は更けていきます。



今回は少し規模を縮小して、夜のうちに閉会となり、宿に戻ってから数人でチョッと飲み、
今日中に寝茶いま舌。

ホテルの朝は豪華でした。焼き物は鱈(?)、チョッと粕がしみた味でした。その他に
魚粕漬け、いかなどの小鉢がつきそれらがまたうまいんです。


花巻空港はいつも楽しいお土産いっぱいで、困ってしまうのです。売れ残りなどなどは
姫路に送り返す荷造りしちゃったら、スーツケースはスカスカ、これ幸いと鮭のとば、
ほたて紐の干したの、小岩井レーズンバター、岩海苔、ゆべしにずんだ餅、しまいには
盛岡の麺まで買っちゃって、一応ケースパンパンにして手荷物預け、そうすると両手が
空いちゃいますね。これが困っちゃうのです。

いつもあまりのらない路線なので、窓際の席を取ったのですが、離陸直後と着陸寸前
しか見えませんでした。


伊丹ではチョッと小腹の足しにと思ったのですが、「びっくりそば(またはうどん)」1050円
なんてのが目につき、そばうどんだけでなく冷温も選べるんです。いろいろ入っていて楽し
いひと椀でした。お腹もソコソコ膨れて、姫路行きのバスではよく眠れました。




7〜8月の時の「ながれ」
7月9日    NYから帰国
         孫一家到着
  20日頃まで
         せっせと自然学校に通うが
         結構ひまでした。
  21日   孫一行来襲
  24日   嵐は去りぬ
  25日   鹿児島へ
  26日   講義
  27日   自然学校で初任者研修
  29日   東京で打ち合わせ
  30日   花北星空観望会
  
8月3日    初任者研修第二波
   4日    加世田で日フィルコンサート
   5日    初任者研修パーティー
   6〜8日  原村星祭り
   7日    ゼウスに襲われる「美少女
   9〜11日 親と子の自然学校
   12日   西はりまペルセ大観望会
   19日   自然学校専門指導員
   21日   迫間地区盆踊り
   23日   何?おじさんがIT?
   26日   ベランダで観望会
   27日   指導補助員研修
   28日〜29日 種山ヶ原
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